みはら創業マルシェでお披露目したふんどしバッグについてです。
ふんどしだと「薄い布で作る」という前提条件がありますが、ふんどしバッグは、要は前掛けというか、カフェエプロンというか、なので、薄い布で作らないといけない、という制約がありません。なので、買い付けてきた布で自由に作れるわけです。この事は、自分にとってはすごく良かったです。気に入って買い付けてきた麗江布でも、厚い布は「風褌 KAZE+fun」には使えない、というもどかしい思いをしていたので。
さらに、裏に当てる布はその辺の手芸屋で表に合う布を買ってくるんですが、この組み合わせを考えるというか、裏地を選ぶのが、すごく楽しい。縫い合わせを失敗した時や順序を間違えた時の面倒さは悶絶モノですが。作る楽しさで言えば、ふんどし作るより上かもしれません。
ふんどしバッグ。しばらくはイベント限定商品にしようかなあ、と思ってます。なんとなく。
型紙は作ったほうがいいのかも
ふんどしバッグの寸法は、巷で売られているエプロンや前掛けを参考にしつつ、自分が以前、帆前掛けを使ってた時に感じたことを反映させて決めました。
型紙は作らなくても作れそう、と思い、布にペンで線を引いて切って作ったんですが、まっすぐ線を引くのが思いの外、難しい。 サクッと正確に線をまっすぐに引く方法ってないんでしょうかね。
サイズについて
ふんどしバッグは、巷で売られているエプロンや前掛けのサイズより短め、そして、紐は後ろで結ぶタイプで作りました。
短めにしたのは、以前、帆前掛けを使っていた時、歩くと足の運びが少し引っかかる感じがして気になっていたからです。短ければ、気になったとしても、そこまでではないだろうと思って。実際、狙い通りでした。
後ろ結びにしたのは、デザイン的に結び目が後ろにあるほうが、前から見た時にスッキリしている、というのと、個人的には腰回りにグルッと紐を回して前で結ぶよりも、安定している気がしたからです。
ふんどしバッグ誕生秘話?
遡ること、H28.10.22の松江で行われた「小商いラボin島根」が終わった後、三原に帰れなかったので漫画喫茶にでも泊まろうかと思ってたんですが、放浪書房のとみーの車に車中泊させてもらいました。風邪っぴきのところお邪魔するのもしんどいだろうとは思ったんですが、甘えてしまいました。
ここで、結構遅くまで商いについて話したのですが、中でも「ふんどしを作りたいのか、それとも売れるものを作りたいのか」という話は色々考えるきっかけになりました。そこで出てきた答えは「売れるモノを作りたい、でも、できればふんどしを軸にしたい」みたいな感じだったと思います。
この話から、とみーが商いをしている時にでかいポケットがある前掛けがあるといいかもと言っていて、うちのふんどしは見た目が綺麗だし、扱っている布も綺麗だし、その路線を踏襲して前掛け作ってみれば?とのアドバイスを頂きました。
ふんどしと型が似てるし、綺麗な柄を外に出して見せるふんどし?、ということで、ふんどしバッグでいいんじゃない?となりました。
ここまでいけば、あとは作るだけです。「どういうコンセプトを元にして作るか」ということがギリギリまで決まらず間に合うんだろうかと思いましたが、みはら創業マルシェ初日にギリギリで間に合い、ふんどしバッグ第1号の赤いふんどしバッグがいきなり売れるという快挙を成し遂げたわけです。
これが噂のふんどしバッグ第1号
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