麗江布の褌、試作

ふんどし

先日、麗江布を使った褌を試作しました。

今回の試作は、和洋折衷ならぬ和中折衷です。布は麗江布。紐は真田紐。

とても柔らかい、少し厚めのガーゼのような質感の麗江布を使っています。褌試作_全体図

作った自分が言うのもなんですが、着け心地は今まで使った褌の中でベストです。ふわっと包み込まれる感じがたまりません。

何度も使っていますが「この褌、いいなあ〜」と思っちゃいます。

市販品の褌には、布の端が切りっぱなしになっている褌もあります。

その部分は解れます。

ある程度のところで解れは止まるので問題は無いのですが、最初は解れます。特に洗濯した時。ということで、解れないように布の端は中に折り込んで縫いました。

褌試作_折り込み

乾くのは、他の褌と同じく速いです。

真田紐はこういう紐です。

褌試作_真田紐

今回使ったのは、細くて少し厚く、若干硬い紐です。

個人的には着け心地に問題は感じませんでしたが、人によっては少し食い込む感じがあるかもしれないと感じました。

紐に関しては、真田紐を使うのもいいし、麗江布を細く切って紐に仕立てるというのもいい。もしくは、全く違った、褌向きの紐があるかもしれません。いずれにせよ、結ぶ分も含めると紐がもっと長いほうがいい。この試作褌は1mの紐なのですが、1mだと痩せ型の自分でも短く感じました。

ちなみに真田紐とは、細く平たい織物の紐のこと。 主に茶道具の桐箱の紐・刀の下げ緒・鎧兜着用時の紐・帯締め・帯留用の紐・荷物紐等に使用されます。伸びにくく丈夫なので、しっかり縛ったり、重いものを吊るしたりするのにぴったり。

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