こんにちは。
前回の義烏に行ったという話ついでに、去年の8月中旬、義烏に行った時を少し掘り下げます。
今思えば、義烏に行ったことが、雲南十九怪が麗江布を扱うという方向に舵を取った大きなきっかけになっています。もっと言うならば、雲南十九怪誕生にも繋がってます。
福田市場にいたドラえもん
義烏には、行く前に目星をつけていた民族風布のスマフォケースを見て、どんな感じで卸されているのか知りたい、と思って行きました。何か売れそうなものが他にあればそれを売るのもアリ、とも思っていました。
そんな頭で、東京ドーム30個分と言われている超巨大日用雑貨市場「福田市場」を3、4日かけて歩き回りました。
福田市場場外
この動画だと奥行きがわかりませんが、奥行きもかなりあります。この規模の建物が5、6棟あります。去年の夏の時点の話なので、今は更に2、3棟増えているかもしれません。
それぞれの建物で雰囲気が違いますがメインゲートです。お国柄が出てますね。ザ・チャイナ!
福田市場場内
そして、それぞれの建物に、このような小さい問屋の窓口が数百が並んでいる通路が縦横無尽にあります。
これだけ広いんだから、中国最大ってより、世界最大なんじゃないの?と思ったし、実際、いろんなところからバイヤーが来ていました。アフリカ、中東から来ているバイヤーが、特に多かったですねえ。そりゃアラビア語表記もあるわけです。
そんな超巨大多国籍な福田市場で、見ようと思っていたスマフォケースも見つけましたし、その他、少し面白そうなものも色々見つけました。
でもねえ…
それらのモノを手にした時、売っている自分を想像した時、全然ワクワクしなかったんです。
スマフォケースは、そもそも自分がガラケーなので使わないし、電車の中や歩きながら一心不乱にスマフォを眺めてる人たちを見るといつも、なぜかやりきれない気分になるんです。
自らやりきれない気分になるトリガーを商いで扱うなんて真似はできません。そこに商売を始めるためのお金を賭けることはできません。スマフォの恩恵に預かったこともあるので、便利なのは分かるんですがね。
その他のモノに関しても、自分の守備範囲じゃないなあ、という感じでした。
ということで、この時は結局何もせず、福田市場をブラブラしただけで終わりましたが、行ってよかったです。
子供が遊園地行くような感じで楽しめた上に、モノにもよるだろうけど、福田市場は基本的に最低ロットが大きすぎて、自分には仕入先としては向いてないということが分かったので。
まあ、この時は中国語の勉強@台湾を一時中断してきていて台湾に戻る予定だったので、買い付けたとしてもどうしようもなかったんですけど。
でもやっぱり、台湾に戻った後も、スマフォケースに使われていた、あの民族風布の柄や色遣いはずっと気になり続けていました。
ここからどうして、布を買い付けるという考えに至ったのか。
これはまた、明日以降に。なぜかというと、ここで書くのに力尽きてしまいました…
最後におまけ2つ。
義烏駅の近くで食べた凉皮。ピリ辛の冷たい平たいモチモチ米粉麺。很好吃!
義烏へ向かう列車の硬卧。疲れたけど硬座よりかなりよい。これはこれで楽しかったので、また乗るでしょう。
コメント
[…] 前回の浙江省義烏の福田市場へ行った話を書いている途中で力尽きてしまったので、その続きです。 […]