タイトルにもあるように、パリには、個人商店、小さい規模の店、ストリートパフォーマンスが多いです。
専業・兼業問わず、商いをしている人が、日本より多い印象です。
さて。パリの街中のいろんなところでやっている屋台、定期的なマーケットや蚤の市。
今の日本で、上記に代わってたくさんあるのは、なんだと思いますか?
コンビニ、自販機、大型ショッピングセンター、各種チェーン店だと、自分は思います。
ちょうど入れ替わったような印象なんですよね。街を歩いていると。
どこ行っても、どこかで見たことのある看板。
これでは、日本はどんどん均一化して元気が無くなっていくでしょうね。
これすなわち、旅する面白みが減っていく、ということです。
前からずっと思ってたんですが、コンビニ、自販機、大型ショッピングセンター、各種チェーン店。そんなにたくさん必要ですかね。
ちなみに、失くせと言っているわけではありません。自分も行きますから。
あまりに多すぎやしませんか、と言っているだけです。
この現状は、国やお金という大きな枠組みの影響も大きいと思いますが、
それと同じくらい、消費者の意識やとった行動による影響も大きいと思います。
利便性や安さを過剰に追求した結果かと。
感じたことはまだまだあるんですが、個人的な意見はこのくらいにしておいて、パリの商人や出店風景です。
連なるハンドメイドの屋台。
街中での演奏もよく見かけました。これも商いです。日本だとうるさいと言われ、警察が飛んでくること間違いなしです。
日曜市。この品揃えはアフリカ系の移民が多いパリならでは、です。@Bastille
食べ物市場はどこでも常に賑わっています。@Bastille
自分の表現を気軽に発信できると同時に、商いもできる場所があるというのは素晴らしいと思います。@Montreuil
ここはインドや北アフリカ系の人が店を開いてました。@Montreuil
気軽に安く、こういう物が食べられるって素晴らしいと思います。必要以上に清潔さを求めるとこういう人達や簡素な飲食店が消え、品物よりパッケージングにお金払ってるんじゃない?というモノや、添加物満載のモノが増えますね。
地下鉄の中にパフォーマーが登場することもあります。彼もパフォーマーであると同時に商人です。こういう風景を見るのも、日本だと厳しいでしょうねえ…
この骨董市は往復で40分くらい歩きます。この規模の蚤の市が毎週日曜に開かれます。@Vanves
こういう怪しいんだか貴重なんだか分からない店がたくさんあります。@Vanves
日本でも商いをする文化や環境が整って、商人が増えるといいな。
江戸時代は個人で色々な商いをして、複業をしていた人が多かったようですよ。
商いはある意味、個人の世界を表現することだと思うから、
専業でも兼業でも商人が増えれば、今よりもっと彩りのある街の風景になるはず。
そうなったら皆、きっともっと楽しい日々になる。
コメント