緊褌一番

ふんどし

「褌」という漢字を使った四字熟語の紹介です。

「緊褌一番」で「きんこんいちばん」と読みます。

ふんどしを締めなおして、ここ一番という場面に臨む。という意味です。

2017年こそ、やってやるぞ!という人にはよい言葉なのではないでしょうか。

一方、連休という至福の時が終わってしまうこの時に、そんなふうに思いたいけどそんな元気はどこにもないし、気も乗らずズ〜ンとなってる人。そういう人は、その状態を受け入れてしまって、そんな自分を「良し」としてしまいましょう。その方が気が楽です。

こういう人たちは、気合をいれる前に色々な意味で緩む必要があるはずなので、そのままだと体か心のどちらかが壊れ、後を追うようにもう片方も壊れてしまいます。サラリーマン時代に壊れかけたので、分かります。ということで、今はズ〜ンとなってても、やるぞ!と思えるようになった時に、この四字熟語を思い出していただければと思います。

なんでこんなこと書いたかというと、この年末年始、こう声をかけたくなる日本人のお客さんが多かったからです。実際は言わずに心の中にしまっておきましたが。一方、海外のお客さんはそういう雰囲気の人、ちょっと記憶にありません。

この差はどこからくるのか、というのは、各人が考えてそれぞれの答えを見つけるのがいいと思います。

なお、緊褌一番と言われても褌しないから実感がわかないという方は、種類はなんでもいいので、新しい下着を下ろすイメージでお願いします。

ふんどしを緊めなおす気分だけではなく、実際に褌を緊めて気分を上げたい方、褌を緊める気分とはどういうものなのか気になる方はもちろん、どれにも当てはまらないけど褌はちょっと興味あるという方も。

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