知識や情報に投資して、それを元に動ける人が伸びる。

よもやま話

何かに取り組んでいるけど伸び悩んでいる、もしくは、マンネリ化してやる気が出ない。その状況を打破したいけど、打開策が見つからない。

冬場はスキー教師をしているんですが、自分の場合、3,4シーズン、そんな感じが続いたことがあります。

今日のメインテーマは、その状況をどうやって打破したか。

そして、サブテーマで、どうしてマンネリ化してしまったか。

この2つについて書きました。

伸び悩みを打破するためにしたこと

以下2つです。

  1. 自分より上のレベルにいる人に身銭を切って習う
  2. とりあえず言われたことを素直にやってみる

え、それだけ?そんな簡単なこと?

と思った方は多いかもしれません。

しかし、よく考えてみてください。

特に2つ目。

これができている人、実はあまりいないのでは?と思います。

俺には俺のやり方があるんだ、と、いきなり自己流でやったりしていませんか?

もしくは、言われた通りにやってるつもりが、いつの間にか自己流になってたりしてませんか?

特にエスニック鈴木と同じアラフォー以上の人は、既に頭が固くなっている可能性がとても高いので、ほぼ100%、いつの間にか自己流に走っていると思った方がいいです。

これ、自分ではなかなか気づけないんですよ。

自分もいまだにやってしまいます。

上手くいかない時は、自己流になってないか細かくチェックするといいですね。

なぜ、その2つが有効なの?

自分より上のレベルの人は今の自分のレベルを乗り越えた人なので、解決方法や上の世界の考え方を知っています。

解決方法ズバリそのものではなくても、先に進むためのヒントはたくさん得られます。

この人から習いたい!

と思った人であれば、その人の中に取り入れたい何かがあるわけです。

その人から学んで、きちんと勉強や練習をすれば、間違いなく目的地まで最短距離で行けますが、ここで少しでも自己流を入れてしまうと最短距離にはなりません。

最短距離にならないどころか、迷走して目指すところに辿り着かなくなる可能性も高いです。

スキーの話になりますが、2019年は春節以降かなり暇で、1人法人していた会社の事務作業のために途中で1ヶ月くらい家に帰りました。

そのことが自分のスキーを振り返るのにちょうどよくて、ここらで1回お客さんになろうと思い、スキー場に戻ってから全部で3日間、レッスンを受けました。

結果、

  • 苦手な部分や長い間モヤモヤしていたことの解決策
  • レベルアップするためにどういう意識で身体を動かせばいいのか

上達への道筋をハッキリさせる2つの情報・知識を得ました。

やる気が出なかったそれまでの数シーズンが、たったの3日間で以降への大きな期待に変わりました。

俺、どのくらい上手くなっちゃうんだろう?と。

レッスンを受けるまでは、自分で色々研究して雪上で試してみても、それが正しいのかどうか自信が持てませんでした。

やってみて良い感覚ならだいたい正しいけど、何かが足りなかったり、次の日にはなんか違ったり。

そんな、やってもやっても暖簾に腕押しみたいな時間を長々と過ごすと、時間的にも精神的にも体力的にも金銭的にもコストが増え続け、ストレスが増えて疲れてくるので、いずれイヤになります。

その、じわじわ疲れてくる状態を生み出しているのは知識や情報の不足による判断基準の曖昧さです。

その曖昧さを解消できるのであれば、知識や情報に積極的に投資したほうがいいです。

同時にモチベーションも買えるので、一石二鳥。

なお、タダはダメです。必ず身銭を切ること。

タダだと「タダだったし、やらなくてもいいか」と考える確率が90%です。

なぜ、やる気がなくなるのか。

これも2つの理由。

  1. レベルアップした自分までの距離感が分からない
  2. インプットとアウトプットのバランスが取れていない

レベルアップした自分までの距離感が分からない

レベルアップした自分の姿を想像した時に、

何が分からないかが分からない。

と言う状態だと、やる気が出ません。

やることが分からないので、当然と言えば当然です。

何をどのようにすればいいのかを知るには、解決方法を生み出すための思考の元になる知識や情報が必要です。

このためにも、知識や情報に投資することは結局、時間とやる気を買うことになり長期的に見ればお得です。

インプットとアウトプットのバランスが取れていない

教えてばかりだと、気力がなくなり疲れてきます。

教えてばかり=アウトプットばかり

なんです。

2011年からほぼ毎年冬はスキーを教えているので雪上にいる日数は多いんですが、プライベートのスキーは1シーズン0~3日です。

山籠りしている時は基本的にスキーを教えていることがほとんどです。

つまり、シーズンのほとんどをアウトプットして過ごしている、ということになります。

それが続くとですね…

アウトプットの量 >>>> インプットの量

になってバランスが悪いんです。

スキーを教えているならスキーのことを考えている時間は長いだろうし、自分の時間がほとんど無いとは言え、ほぼ毎日スキー履いてるんだから頭打ちなんてことはないだろう、と思うかもしれません。

教えることで気づくこともたくさんありますし、インプットしたことを自分に定着させるには教えるというアウトプットはかなり有効な手段だと思います。

でも、教えてばかりだと、自分よりレベルが上のスキーヤーと接することがなくて、上の世界の情報があまり入ってきません

そういう面からも、やっぱりたまには自分より上のレベルの人にお金を払って習い、やる気と新しい情報や知識を買うといいと思います。

最後にまとめ

やる気がでなかったりマンネリ化してしまったら。
→身銭を切って上のレベルの人に習う。そして、習ったことをそのまま素直にやる。

やる気低下やマンネリ化を防ぐには。
→インプットとアウトプットのバランスを常に取る。

「サービスは無料」と考えがちの日本の文化では理解されにくいかもしれませんが、これからの時代、必要な情報・知識や自分が持っていない技術には積極的にお金を使っていきたいと思います。

それらにお金を使えば使うほど、早く成長できて希少の存在になれると思うんです。

それでは、今回はこんなところで。

ありがとうございました!

コメント

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