琉球紅型を使ったふんどしのマイナーチェンジをしました。
今までは、紅型のプリント布に同系色のガーゼを裏布として当てていました。
一言で言うなら、布2枚重ねの褌です。
なぜこういう作りにしたかというと、吊るした時に紅型の柄が大きく映えてとても綺麗に見えるからです。
一方、ふんどしならではの軽快感や、履いた時の後ろから見た時の格好良さが少し犠牲になっていました。
ふんどしの晴れ舞台である「ふんどしが身につけられている時」に、琉球紅型の良さが半減していたことを認めざるを得ませんでした。
それを今回のマイナーチェンジで、特徴を逆にしました。
まず、裏布を当てるのをやめて布を1枚にしました。
結果、ふんどしの軽快感が戻ってきました。
そして、ふんどしの下1/3を切って裏表を入れ換えました。下1/3を折り返すと、以下の写真のように柄が全て出てきます。
南国の雰囲気を連れてくる、ハイビスカス・イエロー。
結果、ふんどしを履いた時、前から見た時はもちろんこと、後ろから見ても琉球紅型の最大の特徴である柄がきちんと出るので、
Super Cool!
Awesome!!
…となること、間違い無しです。
逆に、吊るしている時は見た目が多少チグハグですが、ずっと眺めているわけでもないのでそれには目をつぶることにしました。
最初に紅型を使ってふんどしを作ろう!と思った時、掛け軸みたいにして眺めるということが頭からどうしても離れず、上記のような仕様にしました。
未だ、そういう使い方も有りと思ってはいますが、そもそも作ってるモノは掛け軸ではなく褌である、という、原点に帰ることができました。
そうなると、今回のマイナーチェンジは必然です。
ちなみに、紅型を使ったふんどしは、既にご紹介した黄色以外にも3色あります。以下の写真をご覧下さい。
ボタニカルな雰囲気のアイボリー。
長寿の象徴である鶴が羽ばたく青。
沖縄の守り神シーサーがたくさんの黒。
これら4色全て、布の在庫が少なくなってしまったので、ふんどしはもう作れません。
ふんどしは、見た目は単純ですが使う布の量は結構多いんです。
また、同じデザインの布を仕入れられる保証もないので、今回の在庫がなくなると同じものは作れないかもしれません。
なので、「ふんどし試してみたいな…」と思っていて、布のでデザインに心を奪われてしまったら。
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