中国の携帯番号を取得する際に実名登録が必要になったらしく、現在買える跨境王は香港の電話番号のみ、となっているようです。
↑↑↑2017/07/29加筆↑↑↑
日本にいながらにして、中国と香港、両方で使えるSIMカードが買えます。これとSIMフリーの携帯を持っていれば、中国と香港とで別々のSIMカードを用意する必要がありません。中国や香港に行く人で、通話重視、電話番号をキープしておきたい方、には特にオススメです。
中國聯通香港(CHINA UNICOM HK)「跨境王」
標準、micro、nano、の各サイズで切れ込みが入っているので、SIMカードのサイズを気にしなくても大丈夫。
HKの後の番号が香港の、MLの後番号が中国の携帯番号です。香港にいる時は香港の電話番号に、中国にいる時は中国の電話番号に自動で切り替わるので、何も考えずに中国と香港を行き来しても問題ありません。
SIMを差し込んで電波をつかんだ後、どこかにワン切りすればアクティベイト完了です。SIMカード有効期間はアクティベイトした日から90日間です。アクティベイトが完了すると、こんなSMSが届きます。
これで電話が使えます。電話料金は下表の通りで、全て香港ドルです。国際ローミングではないので、結構安いと思います。中国からの電話を中国で受ける場合、香港からの電話を香港で受ける場合は無料ですし。ちょっと高くなりますが、マカオと台湾でも使えます。
【SIMの有効期限、残高を確認】
有効期限や残高を確認したい場合は、以下画像の番号を発信します。
すると、こんなSMSが届きます。4月11日にアクティベイトしたので、有効期限は90日後の7月10日です。
【有効期限延長について】
有効期間を延長したい場合はチャージします。チャージした金額に応じて有効期間が長くなります。この時は50香港ドルチャージしました。チャージが完了すると、英語と中国語でSMSが来ます。チャージの方法については次で触れます。
チャージした結果、有効期間が長くなり10月8日までになりました。18.00香港ドル/月で番号をキープできるので、キープする必要がある人でも維持費は安く済みます。
【チャージについて】
チャージ方法は2種類あります。中國聯通香港のウェブサイトからクレジットカード払い、もしくはコンビニなどで充值卡を買う、です。中國聯通香港のウェ ブサイトからチャージする場 合は、手機/上網卡繳費增值という項目に携帯の番号を入力して、支払い手段を選んで「點擊增值」をクリックするとチャージ画面に進めます。中國聯通香港のウェブサイト
冒頭にも書きましたが、SIMロックのスマホでは跨境王は使えません。SIMフリーのスマホを用意しましょう。
【データ通信について】
2種類のデータ通信パックがあります。48香港ドル・300MB/7日と、68香港ドル・500MB/30日です。申し込みは電話するだけ。通信速度は3Gです。
どちらのプランも上記表の番号に発信すると、データパック使えますとの旨の中国語と英語のSMSが来ます。
契約期間が終った時も同じく、お知らせのSMSがきます。
通信データ量が規定量を超えた場合、0.8香港ドル/MB課金されます。データパックの期間外にデータ通信を使った場合も、同じく0.8香港ドル/MB課金されます。ネット規制のない香港のデータ回線を使うので、中国にいてもVPN無しでGMail、Twitter、Facebookなどにアクセスできますが、手持ち無沙汰だからネットをする、という使い方だとあっという間に規定量を超えてしまいます。必要なメールや情報をどうしても確認する時以外はモバイルデータ通信はOFFにして、WiFiのあるところでWiFiにつないでネットしたほうがいいと思います。
最後になりましたが、「跨境王」や安い日本の会社のSIMフリー携帯が気になる方。
こちらで詳細をどうぞ。